ドイツのアポスティーユの取り方【詳しく】
ドイツに90日以上滞在する場合は、ビザが必要になります。
駐在員さん(旦那様)と一緒にドイツに住む場合、駐在員さんと同じ戸籍(家族)であることの証明が必要です。
この証明書(アポスティーユ)の取り方”3ステップ”を記載します。
(駐在員さんの勤め先の会社で、アポスティーユを取得してくれる場合もあるので、自分で取得する前に一度確認してみてください)
アポスティーユとは
住民票やビザを発行してもらう際、「なぜドイツに住むのか?」「どんな人物なのか(身分証明)」などが明確でないと発行してもらえません。
それを証明するのが、アポスティーユ付き戸籍謄本です。
これで、「駐在員さんの家族ですよ~」という証明になります。
アポスティーユは日本で取得します。
私はアポスティーユの取得まで1ヶ月ほどかかりました。
アポスティーユの取り方 3ステップ
ステップ1 戸籍謄本(全部事項証明書)を取得する。
まずは、戸籍謄本を市役所から取り寄せて下さい。
私は郵送で手配したので、1週間ほどかかりました。
郵送での戸籍謄本取得方法は各市町村によってことなるので、各市町村のホームページで確認してください。
・郵送で取り寄せる場合の豆知識
インターネットで「○○市 戸籍謄本 取り寄せ」と検索するとすぐ見つかります。
戸籍謄本の発行手数料として、数百円手数料を支払います。
その場合「定額小為替」という方法で支払いますが、これは郵便局の銀行窓口に「定額小為替をお願いします」というと定額小為替を発行してもらえます。
これを封筒に入れて郵送しますので、封筒を閉じる前に郵便局に行ってください。
郵便局の銀行窓口は16時で閉まる窓口が多いです。
ステップ2 外務省で戸籍謄本にアポスティーユを付けてもらう
次に戸籍謄本を持って外務省に行き、アポスティーユを戸籍謄本に付けてもらいます。
アポスティーユとは「この戸籍謄本は内容に間違えありません、公的な書類です。」という証明書です。
アポスティーユの取得方法は2種類です。
郵送にて申請し取り寄せるか、直接外務省に行き申請する。
私は直接外務省に行きました。
申請方法は下記記載しました。
外務省ホームページ
○窓口での申請○
必要な書類
・戸籍謄本
・身分証明書(免許証など)
・返信用封筒(レターパック等、追跡可能なもの)
・外務省に置いてある申請書
必要書類を窓口に提出し完了です。
「何もなければ、翌日発送します。」とのことで、申請から3日で届きました。
○郵送での申請○
必要な書類
・戸籍謄本(発行日より3か月以内の原本)
・申請書
・返送先を記入した封筒(切手貼付),レターパックなど
(注)
受領までの所要日数は約10日から2週間です。
詳しくは、申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類|外務省でご確認ください。
申請書もダウンロードできます。
ステップ3 アポスティーユ付き戸籍謄本②が返ってきたら、ドイツ語に翻訳
最後のステップです。
戸籍謄本を現地の言葉に(ドイツ語)翻訳します。
認証翻訳と言い、必ず資格を持った人に翻訳をお願いして下さい。
認証翻訳を行っている方の連絡先
私は、旦那と私の2人分の戸籍謄本1枚を1万円で翻訳してもらいました。
しかし、文字数によって料金が変わる為、家族が多いと料金も高くなると思います。
1週間で翻訳していただきました。
翻訳依頼の手順
- 翻訳事務所に、メールや電話で問い合わせする
- 戸籍謄本をメールで送り見積をもらう
- アポスティーユ付き戸籍謄本の原本を郵送または、直接持ち込む
- 翻訳された戸籍謄本を受け取ったら、請求額を振り込む
これで終わりです。
長い道のりでした。
まとめ
戸籍謄本を取り→外務省にアポスティーユの作成をお願いする→翻訳を専門家にお願いする
これで準備は完了です。
この戸籍謄本をもって、ドイツ外人局で住民票とビザを取得しましょう!
それでは、いってらっしゃいませ~