ドイツのアポスティーユの取り方【詳しく】

 

f:id:ichi_mun:20200315213907j:plain

 

ドイツに90日以上滞在する場合は、ビザが必要になります。
駐在員さん(旦那様)と一緒にドイツに住む場合、駐在員さんと同じ戸籍(家族)であることの証明が必要です。
この証明書(アポスティーユ)の取り方”3ステップ”を記載します。

 

(駐在員さんの勤め先の会社で、アポスティーユを取得してくれる場合もあるので、自分で取得する前に一度確認してみてください)

 

 

アポスティーユとは

住民票やビザを発行してもらう際、「なぜドイツに住むのか?」「どんな人物なのか(身分証明)」などが明確でないと発行してもらえません。
それを証明するのが、アポスティーユ付き戸籍謄本です。
これで、「駐在員さんの家族ですよ~」という証明になります。

アポスティーユは日本で取得します。


私はアポスティーユの取得まで1ヶ月ほどかかりました。

 

アポスティーユの取り方 3ステップ

 

ステップ1 戸籍謄本(全部事項証明書)を取得する。

まずは、戸籍謄本を市役所から取り寄せて下さい。

私は郵送で手配したので、1週間ほどかかりました。

 

郵送での戸籍謄本取得方法は各市町村によってことなるので、各市町村のホームページで確認してください。

 

・郵送で取り寄せる場合の豆知識

インターネットで「○○市 戸籍謄本 取り寄せ」と検索するとすぐ見つかります。

 

定額小為替 

戸籍謄本の発行手数料として、数百円手数料を支払います。
その場合「定額小為替」という方法で支払いますが、これは郵便局の銀行窓口に「定額小為替をお願いします」というと定額小為替を発行してもらえます。
 これを封筒に入れて郵送しますので、封筒を閉じる前に郵便局に行ってください。

 

郵便局の銀行窓口は16時で閉まる窓口が多いです。

 

 

 

ステップ2 外務省で戸籍謄本にアポスティーユを付けてもらう

f:id:ichi_mun:20200315214154j:plain

 

次に戸籍謄本を持って外務省に行き、アポスティーユを戸籍謄本に付けてもらいます。

 

アポスティーユとは「この戸籍謄本は内容に間違えありません、公的な書類です。」という証明書です。

 

アポスティーユの取得方法は2種類です。

郵送にて申請し取り寄せるか、直接外務省に行き申請する。

 

私は直接外務省に行きました。

申請方法は下記記載しました。

 

外務省ホームページ 

申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類|外務省

 

外務省ホームページ

受付時間・問い合わせ先・住所|外務省



○窓口での申請○

必要な書類

 ・戸籍謄本

 ・身分証明書(免許証など)

 ・返信用封筒(レターパック等、追跡可能なもの)

 ・外務省に置いてある申請書

 

必要書類を窓口に提出し完了です。

「何もなければ、翌日発送します。」とのことで、申請から3日で届きました。



○郵送での申請○

必要な書類

 ・戸籍謄本(発行日より3か月以内の原本)

 ・申請書

 ・返送先を記入した封筒(切手貼付),レターパックなど

 

(注)

受領までの所要日数は約10日から2週間です。

詳しくは、申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類|外務省でご確認ください。

申請書もダウンロードできます。

 

 

 

 

ステップ3 アポスティーユ付き戸籍謄本②が返ってきたら、ドイツ語に翻訳

 

最後のステップです。

戸籍謄本を現地の言葉に(ドイツ語)翻訳します。

認証翻訳と言い、必ず資格を持った人に翻訳をお願いして下さい。

 

認証翻訳を行っている方の連絡先

認証翻訳 - ドイツ外務省

 

私は、旦那と私の2人分の戸籍謄本1枚を1万円で翻訳してもらいました。

しかし、文字数によって料金が変わる為、家族が多いと料金も高くなると思います。

1週間で翻訳していただきました。

 

 

翻訳依頼の手順

  1. 翻訳事務所に、メールや電話で問い合わせする
  2. 戸籍謄本をメールで送り見積をもらう
  3. アポスティーユ付き戸籍謄本の原本を郵送または、直接持ち込む
  4. 翻訳された戸籍謄本を受け取ったら、請求額を振り込む

 

これで終わりです。

長い道のりでした。

 

 

まとめ

戸籍謄本を取り→外務省にアポスティーユの作成をお願いする→翻訳を専門家にお願いする

 

これで準備は完了です。

この戸籍謄本をもって、ドイツ外人局で住民票とビザを取得しましょう!

それでは、いってらっしゃいませ~

f:id:ichi_mun:20200315215215j:plain