ヨーロッパ(ドイツ)コロナウイルス情報3月22日

私は今、駐在妻としてドイツに滞在しています。
欧州では一日に数百人~数千人規模で、コロナウイルスの感染者さんが増えています。
状況は日に日に悪化しています。

ドイツ政府によると「60~70%の国民が感染する可能性があるとし」注意を呼び掛けています。
政府からの要請や規制なども日に日に増えています。

ドイツ国内がいまどのような状況なのかをお伝えします。


感染者数

ドイツ国内18,323人(3月22日時点)

 新型コロナウイルス感染 世界マップ:日本経済新聞

 

規制されること

3月17日~4月19日
行事、集会は行わない。


3月17日~4月19日下記施設の営業停止
サウナ,スイミングプール,映画館,イベント会場,クラブ,バー,ディスコ
室内遊技場,劇場,各種協会施設,風俗施設,博物館・美術館,観光ツアー,運動競技場,子供のあそび広場,フィットネスジム,図書館ウェルネス施設,公衆浴場,ダンススタジオ,動物園,娯楽施設・遊園地,教育施設,大学(VHS),音楽教育施設,青少年センター


3月18日~3月30日

飲食店の営業時間を6時~15時までに制限。
テーブル間の距離を最低1.5メートル以上離し、最大30人までの入店での営業が可能。15時以降は,宅配および持ち帰りについてのみ営業可能。


3月20日~4月3日

バイエルン州では飲食店の閉鎖を決定。
仕事は、可能であれば在宅勤務を行うこと。
散歩は家族単位のみで許可、大規模なグループでは許可されない。
警察が見回りグループで集まっていないかを監視しています。


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営業時間が拡大される施設

3月18日~3月30日
商店の開店を禁止する。

スーパーマーケット,ドラッグストア,薬局,衛生品店,メガネ・補聴器店,動物用用品,ガソリンスタンド,建築・庭園用品店,郵便局,クリーニング店,オンライン
日 6時~22時まで営業を許可。
日曜日 12時~18時まで営業を可能。
3月22日(日曜日)に近くのスーパーマーケットに行きましたが、閉まっていました。
恐らく各店で、日曜日は営業するか判断しているようです。


ドイツは基本的には、日曜日はスーパーマーケットやドラッグストアなど閉店していますが、政策により日曜日も開店させ必要な買い物ができる機会を広げるようです。



17日から学校が休校になるというニュースが流れた13日の金曜日は、スーパーに人が押し寄せ、レジには長蛇の列ができました。

私は2か所スーパーをめぐりましたが、近所の小さなスーパーも郊外の大型スーパーにもたくさんの人が押し寄せていました。

中には、スーパーのカートを転がしながら大量の食品を家まで運んでいる方まで見かけました。


3月13日大型スーパーではレジに20分ほど並びました。下の写真
皆さん長期に保存可能な冷凍食品や、パスタなどを購入されていました。

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3月19日現在は落ち着きを取り戻し、食品は売っていますがトイレットペーパーとパスタは品薄です。

パスタ棚(写真:3月19日)

3月22時点でもパスタは品薄状態です。
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野菜、果物売り場(3月19日)

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ショッピングモール

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帰国指示

3月17日
こちらで友達になった方駐在妻の方ですが、旦那さんの会社から「家族全員を一度母国に帰国させてください」との連絡が入ったそうです。
いよいよコロナウイルスへの危機感が高まってきました。

3月22日時点では、私の旦那の会社から帰国指示は出ていません。
 

仕事
在宅勤務を推奨している会社が多いドイツでは、学校休校の知らせを受けて3月16日からほとんどの方が、在宅勤務をしているそうです。
私の旦那の会社も外出制限が発表された3月20日より、在宅勤務の指示がでました。